トマトバルクの三角筋

世界じゃそれを愛と呼ぶんだぜ

アクジキング単体考察 『それ、サザンでよくない?言われ続けたその先へ』

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こんにちは、にんぜんです。

アクジキングの型を考えていたら夏が終わりました。

日本での最高気温を更新した今年の夏の残り香を味わうアクジキング単体考察です。

 

 

諸注意

・ブログ内でのPGLのデータは書込み時のものになります。

・ブログ内でのダメージ計算は、ポケモントレーナー天国(https://pokemon-trainer.net/sm/dmcs/)を使用しています。

・わかるとは思いますが、ステータスはHABCDSで略してます。

・実際にこのアクジキングを育成してレート対戦で使用し、レートが下がったとしても僕は責任を取りません。使いこなせないあなt

 

育成個体

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性格:穏やか

努力値:12-0-12-0-252-228 (余り6)

実数値:300-×-75-114-115-92 (C個体値24or25)

技構成:悪の波動f:id:ninzen1031:20180902215351p:plain 火炎放射f:id:ninzen1031:20180902215513p:plain 毒々f:id:ninzen1031:20180902215527p:plain 身代わりf:id:ninzen1031:20180902215532p:plain

持ち物:マゴの実f:id:ninzen1031:20180902215537p:plain

 

努力値調整

HP:実数値4nで最小(身代わり3回で木の実を食べる)

B:余り

C:ビーストブーストでDを上げるために個体値調整

D:ぶっぱ(Cをなるべく高く保つため)

S:4振り70族抜き

 

考察

7世代に入りもうすぐ2年。7世代当初から今なお環境に多いフェアリータイプのポケモン

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そんなフェアリー環境に一矢報いるために増加する、フェアリーキラーのはがねタイプのポケモン

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今回のアクジキングは、そんなはがねタイプの多くのポケモンをメタった型になります。なので、PTを組む際にはフェアリータイプのポケモンと一緒に採用して、受けに来たはがねタイプを倒しましょう。

・対はがね性能について

上記のはがねポケモン達に共通して言えることは、「中低速&主なダメージソースがスリップダメージ」ということですコイル以外テッカグヤナットレイに関しては言うまでもありませんが、ギルガルドヒードランも毒々の採用率は高めです(ガルド42.0%、ドラン41.6%)。ちなみにガルドもドランも、持ち物の採用率1位は食べ残しです(ガルド33.0%、ドラン36.4%)。そんななか変化技にささる技がそう、身代わりです。ですが難点があり、アクジキングの43というS種族値は身代わりを貼るには遅すぎるということです。いくら身代わりで毒々を透かそうとも、上から毒々を撃たれてしまっては意味がありません。なので今回の型はSにかなり多く努力値を振るかたちになっています。こうすることで、「中低速」のはがねポケモン達の上から身代わりを貼って変化技を透かすことができます。

・技構成

上には悪波放射毒身代と書いてありますが、正直毒々の枠は自由です。そもそもはがねタイプを役割対象にしているにもかかわらず毒々を採用するのは気持ち悪いかもしれません。毒々を採用するメリットとしては、ポリ2やクレセリア等のはがね以外の受けポケモンを機能停止にさせて裏のエースを通すサポートができたり、竜技が無いと知って起点にしようと後出しされるマンダにも刺さります。もしヒードランを重く見るなら、毒を切って地震に変えるのも十分アリだと思います(A個体値31でも穏やかならビーストブーストに影響無し)。というか地震が無いと多分毒ドランには勝てません()。悪の波動はタイプ一致の安定技、火炎放射は命中安定でナットカグヤムドーへの打点、身代わりはこの考察のテーマになる技なので、毒々以外はほぼ確定だと思います。

・対テッカグヤ

テッカグヤは、今回役割対象にするポケモンの中で一番ビミョいです。このアクジキングはS実数値92ですが、それより速いテッカグヤはたくさんいます。性格は、腕白が20.3%、呑気が18.7%、控えめが13.3%、慎重が8.2%、臆病が8.1%の順で多いです。注意すべきは13.3%の控えめと8.1%の臆病、合わせて21.4%のカグヤはS実数値が92より高い可能性が十分にあります。というか多分ほとんど抜かれます。ただし、そのようなカグヤはランドバシャカグヤやウツロバシャカグヤといった有名な並びであることが多いので、選出時に確認しましょう。

サザンドラとの差別点

アクジキングを使う上で避けて通れない道はここであり、アクジキングがレートで使われない理由の大きな1つがここにあるでしょう。「アクジを使うくらいならサザンで事足りてる」多くの人がこう言うでしょう。たしかにサザンにも、今回のアクジと同じ技構成は可能で、アクジの覚えない挑発羽休めといった優秀な技を覚え、アクジより火力があります。そして何よりアクジにとってネックだった素早さも、98あります。ここまで書いてる自分でさえ、「それ、サザンでよくない?w」とワイシャツのボタンを3つくらい開けて呟きそうになります。ですがアクジにも、サザンとの明確ではない差別点があります。

サザンドラのイメージとしては、眼鏡やスカーフ持ちが多くタイプ一致の悪竜に加えて地炎鋼水闘などの広い技範囲を持っている。といった感じでしょう。大事なのは「眼鏡持ち」と「炎技」のイメージがあることです。たとえばサザンナット対面、ナットは居座りますか?炎技を警戒して引く、もしくは守って様子見をしますよね。サザンカグヤ対面にも同じことが言えます。サザンドラン対面も、炎技を大地の力に置き換えて同じことが言えます。対してアクジはどうでしょう。アクジを使う側の体感ですが、カグヤやナットはまず引いてきません。むしろ後出しされるレベルです。ずっしりした見た目から物理型が想像されやすいんでしょうか。また、いくらアクジを知らない人でもアクジの特徴として「HPがめっちゃ高い」ということくらいは知ってるでしょう。HPがめっちゃ高くて有効打がなさそうなポケモンがいたら、ナットカグヤは守って様子見するか宿り木を撃つでしょう。実際アクジに宿り木を当てられるとナットは5分の1くらい回復します。まあどちらにせよ、身代わりが刺さります。これがサザンとの差別点として1つあります。

そしてもう1つは、遅いカグヤを完封できる点。テッカグヤのウェポンとしてよく採用されるヘビーボンバーは、重さ依存の技です。アクジキングは888㎏もあるデブなので、テッカグヤヘビーボンバーの威力は40になります。あとで紹介しますが、これを受けても身代わりが割れませんサザンドラの場合は、威力が100になり、身代わりは余裕で粉砕されます。つまりテッカグヤの上から身代わりを貼ってしまえば、宿り木を無効化できるだけでなくメインウェポンでも身代わりが割れない、俗に言う絶望完封という状況になります。これはサザンドラにはできない芸当です。

ということで長々書きましたが、これらがアクジとサザンの差別点となります。

・ビーストブーストの為の個体値調整

ビーストブーストでDを上げる為にC個体値を25にしています。Dが上がれば相当固くなりますし、そもそもこの型に火力は求めていないのでCが上がってもメリットがありません。ブーストによって生じるメリットも、実数値も、C<Dというわけです。

 

ダメージ計算

・被ダメ

A121(無振り)カグヤ→ヘビーボンバー

 ダメージ: 37〜45
割合: 12.3%〜15%
回数: 乱数7発

身代わり〇

 

C127(無振り)カグヤ→エアスラッシュ

ダメージ: 48〜57
割合: 16%〜19%
回数: 乱数6発

身代わり〇

 

C159(無補正252振り)カグヤ→エアスラッシュ

ダメージ: 58〜70
割合: 19.3%〜23.3%
回数: 乱数5発

身代わり〇 

 

C174(特化)カグヤ→エアスラッシュ

ダメージ: 64〜76
割合: 21.3%〜25.3%
回数: 乱数4発

身代わり〇

 

A114(無振り)ナット→ジャイロボール

ダメージ: 91〜108
割合: 30.3%〜36%
回数: 乱数3発 (38.1%)

 

C170(無振り)ガルド→シャドーボール

ダメージ: 33〜40
割合: 11%〜13.3%
回数: 乱数8発

身代わり〇

 

C222(特化)ガルド→シャドーボール

ダメージ: 43〜51
割合: 14.3%〜17%
回数: 乱数6発

身代わり〇

 

C222(特化)ガルド→ラスターカノン

ダメージ: 87〜103
割合: 29%〜34.3%
回数: 乱数3発 (3.5%)

 

C150(無振り)ドラン→噴煙

ダメージ: 29〜35
割合: 9.6%〜11.6%
回数: 乱数9発

身代わり〇

 

C150(無振り)ドラン→ラスターカノン

ダメージ: 58〜70
割合: 19.3%〜23.3%
回数: 乱数5発

身代わり〇

 

C150(無振り)ドラン→大地の力

ダメージ: 45〜53
割合: 15%〜17.6%
回数: 乱数6発

身代わり〇

 

C200(特化)ドラン→オーバーヒート

ダメージ: 63〜75
割合: 21%〜25%
回数: 乱数4発

身代わり〇

 

C200(特化)ドラン→ラスターカノン

ダメージ: 79〜94
割合: 26.3%〜31.3%
回数: 確定4発

 

C200(特化)ドラン→火炎放射

ダメージ: 44〜52
割合: 14.6%〜17.3%
回数: 乱数6発

身代わり〇

 

C200(特化)ドラン→大地の力

ダメージ: 59〜70
割合: 19.6%〜23.3%
回数: 乱数5発

身代わり〇

 

A100(無振り)ムドー→ドリルくちばし

ダメージ: 60〜72
割合: 20%〜24%
回数: 確定5発

身代わり〇

 

C95(無振り)クレセ→れいとうビーム

ダメージ: 56〜68
割合: 18.6%〜22.6%
回数: 乱数5発

身代わり〇

 

C125(無振り)ポリ2→れいとうビーム

ダメージ: 76〜90
割合: 25.3%〜30%
回数: 確定4発

 

C125(無振り)ポリ2→トライアタック

ダメージ: 51〜60
割合: 17%〜20%
回数: 乱数5発

身代わり〇

 

C172(特化)ポリ2→れいとうビーム

ダメージ: 102〜122
割合: 34%〜40.6%
回数: 確定3発

 

C172(特化)ポリ2→トライアタック

ダメージ: 67〜81
割合: 22.3%〜27%
回数: 乱数4発

 

・与ダメ

 

悪の波動→H167‐D222盾ガルド

ダメージ: 50〜60
割合: 29.9%〜35.9%
回数: 乱数3発 (11.5%)

 

悪の波動→H167‐D171盾ガルド

ダメージ: 62〜74
割合: 37.1%〜44.3%
回数: 確定3発

 

悪の波動→H167‐D112剣ガルド

ダメージ: 92〜110
割合: 55%〜65.8%
回数: 確定2発

 

悪の波動→H167‐D71剣ガルド

ダメージ: 146〜174
割合: 87.4%〜104.1%
回数: 乱数1発 (25%)

 

悪の波動→H193‐D173ドラン

ダメージ: 31〜37
割合: 16%〜19.1%
回数: 乱数6発

 

悪の波動→H198‐D126チョッキドラン

ダメージ: 28〜34
割合: 14.1%〜17.1%
回数: 乱数6発

 

悪の波動→H167‐D126ドラン

ダメージ: 42〜49
割合: 25.1%〜29.3%
回数: 確定4発

 

悪の波動→H198‐D126ドラン

ダメージ: 42〜49
割合: 21.2%〜24.7%
回数: 確定5発

 

悪の波動→H191‐D115輝石ポリ2

ダメージ: 31〜37
割合: 16.2%〜19.3%
回数: 乱数6発

 

悪の波動→H115‐D161輝石ポリ2

ダメージ: 22〜27
割合: 11.5%〜14.1%
回数: 乱数8発

 

火炎放射→H204‐D121カグヤ

ダメージ: 66〜78
割合: 32.3%〜38.2%
回数: 乱数3発 (95.2%)

 

火炎放射→H204‐D168カグヤ

ダメージ: 46〜56
割合: 22.5%〜27.4%
回数: 乱数4発

 

火炎放射→H204‐D121チョッキカグヤ

ダメージ: 44〜52
割合: 21.5%〜25.4%
回数: 乱数4発

 

火炎放射→H181‐D136ナット

ダメージ: 116〜140
割合: 64%〜77.3%
回数: 確定2発

 

火炎放射→H181‐D184ナット

ダメージ: 88〜104
割合: 48.6%〜57.4%
回数: 乱数2発 (81.3%)

 

火炎放射→H172‐D90ムドー

ダメージ: 88〜104
割合: 51.1%〜60.4%
回数: 確定2発

 

地震→H193‐B126ドラン

ダメージ: 132〜156
割合: 68.3%〜80.8%
回数: 確定2発

 

地震→H167‐B126ドラン

ダメージ: 132〜156
割合: 79%〜93.4%
回数: 確定2発

 

役割対象

仮想敵:f:id:ninzen1031:20180902215131p:plainf:id:ninzen1031:20180902215127p:plainf:id:ninzen1031:20180902215109p:plainf:id:ninzen1031:20180902215209p:plain

毒採用の場合勝てる:f:id:ninzen1031:20180903000055p:plainf:id:ninzen1031:20180903000245p:plain、低速受けポケモン

地震採用の場合勝てる:f:id:ninzen1031:20180902215123p:plainf:id:ninzen1031:20180903000348p:plainf:id:ninzen1031:20180903000819p:plain

そもそも有利:霊全般(ミミッキュを除く)、超全般(テテフ等を除く)

 

まとめ

役割対象をざっと見ると分かるように、フェアリーポケモンに対して出てきがちなポケモンに強く出られる型です。ミミッキュ等、裏にフェアリーのエースを控えさせてPTを組めばそこそこには活躍できるんじゃないかと思っています。そもそもアクジの個体値をわざわざ調整してわざわざ厳選するような暇人いn…僕がいます。

 

ここまで読んでくださいありがとうございます!もし質問意見主張文句悪口などあれば、なんなりとお申し付けください。


Twitter→@ninzen_daisuko